This Category : こもれびの読書

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模倣犯

20080325宮部みゆき著「模倣犯」ようやく読了。1冊500ページ前後を全5冊。「火車」を読んだ後、昨年12月からこつこつ読んでいたが、遅々として進まなかった。しかし巻が進むごとにスピードアップ。最後の5巻目の緊迫感を楽しむために、それまでの4巻を読んだようなものと感じた。長かったけど、時間をかけて読んだ価値があった。読了してみて改めてそう思った。どちらかというと個人的には「火車」の方が上かなぁ。

連続女性誘拐殺人事件を、加害者、被害者の家族、警察、ルポライター、別の事件の加害者の家族と被害者の家族・・いろいろな視点から描いてある。多くの登場人物がいろいろな形で関わり合い、錯綜する。

犯人と思われる2人組が事故死し、一見事件は幕を閉じたかに見えた。読者は真犯人を知っているが、その後彼がとった行動は、実際の犯罪では過去に例のない意外なものだった。単なる猟奇的殺人ではなく、マスコミを利用して、一連の殺人事件を大掛かりな舞台に見立て、自分たちの計画したシナリオを披露するというもの。常識では考えつかないような加害者の動機。盲点だった人物の生い立ちを調べるにつれ、謎は解けてくる。

映画にもなったようだが、これだけの内容を2時間程の映画にまとめるとなると、かなりの部分を省かざるをえなくなるため、内容が薄っぺらくなるだろうから、あまり観たいと思わない。これだけの長編小説であるからこそ楽しめるものだと思う。
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長編

20080122一月は”いく”月なので、毎年過ぎるのが早く感じるのだが、今年の一月はいろいろ予定があったりで、いつもより長く感じる。まだあと一週間以上もあるとは。寒くなるのはこれからだ。

宮部みゆきの「模倣犯」をようやく1冊読んだ。連続女性殺人事件は一見解決したかにみえたところで第1巻が終了。全5巻。遅々として進まない。春までには読了したい。

最近珍しく、いや初めてかも知れない、NHKの大河ドラマ「篤姫」を観るようになった。前回のは録画してるので今晩でも観ようかな。

写真はグレイオール。
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火車

20071214宮部みゆきの本を読むのは初めてだったが、「火車」はとてもよかった。前半少しだれて読むのがストップしていたが、後半の盛り返しが凄かった。

一人の女性が失踪するところから始まり、大きな事件の全容が見えてくる。物語のテーマになっているのは、現代社会で問題になっているクレジットカード社会の多重債務。失踪した女性喬子は、父が組んだ住宅ローンを払えず、家族で夜逃げする。しかし取立てはどこまでも厳しかった。そこで平凡で幸せな人生を得るため、他の女性になりすます計画を立てた。

本田は刑事だが、休暇中で個人的に喬子の行方を追い求める。喬子がなぜ他人になりすまさなければならなかったか、その手段はどんなものだったのか、人物像が次第に明らかになっていく。必死で平凡な人生を取り戻そうとする、どこまでも孤独な逃亡者に、本田はある種の同情のようなものを覚える。果たして喬子と身代わりになった女性は生きているのか?衝撃のラストシーン。映画化されたらいいな。
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天使と悪魔

20070910友達の勧めでダン・ブラウン著「天使と悪魔(上中下)」を借りていたが、1ヶ月半かけてようやく読み終えた。「ダ・ヴィンチ・コード」も3分の2くらいまでなかなかページが進まなかったが、この本も下巻に入る辺りから読み進むスピードが加速し、下巻はあっという間に読んだ。

科学と宗教の対立に、伝説の秘密組織イルミナティがかかわる。「ダ・ヴィンチ・コード」の象徴学者ラングドン教授が枢機卿の連続殺人のルートを解析する。物語を通して、ローマとヴァチカンの位置関係、コンクラーベの仕組みなどを知ることができる。反物質の時限爆弾がヴァチカンの地下で時を刻み、緊迫感がある。イルミナティ・ダイヤモンドのアンビグラムを見た時、鳥肌が立った。「ダ・ヴィンチ・コード」と同じく大どんでん返しのストーリー。映画化されたら面白いだろうが、ヴァチカンでの撮影は厳しそう。
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帯状疱疹

20070703右腕の肘関節付近に帯状疱疹と思われる湿疹ができた。最近疲れやすく、眠くて眠くてしようがない。頚椎症によると思われる左肩から左手指先にかけての重苦しさが日々の生活にも影響するようになった。頸部のあせものような湿疹が痒い。左腕と首の症状はヴァイオリンの影響もあるのかも知れない。あちこちにガタがきて、健康不安説も囁かれている。

恩田陸の「麦の海に沈む果実」と「三月は深き紅の淵を」の2冊を読んだ。その前に読んだ「黒と茶の幻想」ともわずかにリンクしていた。「黒と茶~」を読み終わるまで恩田陸は男性作家だと思っていたが、たまたま面白かったのでそれ以降例外的に読んでいる女性作家である。登場人物の心理描写が細かいところがいい。恩田陸の本はトリックの凝ったミステリーではないが、読んでいてついつい引き込まれてしまう独特の世界が広がっている。次は古本屋で見つけた「夜のピクニック」を読んでみようか。
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はじめ

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