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桜田門外の変

昨日の「篤姫」。篤姫と井伊直弼の茶室のシーンは、自分の気持ちに正直な篤姫らしい篤姫と、残虐非道な孤高の井伊直弼がそんな篤姫に心を開こうとする意外な一面を見ることができた名場面だろう。薩摩の頃、密貿易にかかわった調所にストレートな疑問をぶつける於一に、調所が感銘を受けた場面を思い出した。「一方を聞いて沙汰するな」「自分の気持ちに素直で」薩摩で培った篤姫の根底に流れる精神は、いつまでも変わらない。友好の印に篤姫が渡したミシンで縫ったふくさは、襲撃を覚悟していた井伊の手に握り締められていた。「これから分かり合えるかと思っていたのに」とつぶやく篤姫。悲しい。

幾島との別れ、勝麟太郎との出会い、薩摩の決起、桜田門外の変と、最初から最後までみどころたっぷりの内容だった。どこまで史実に基づき、どこまで原作に忠実なのかはわからないが、一場面一場面に前後につながる意味があり、視聴者をぐっと引き込み、退屈させない完成度の高い構成になっている。ようするに”捨て場面”がないのである。歴史が目まぐるしく動いていくので、篤姫自信がよく言うように、”メソメソ涙を流している暇”がないのである。あと18回でドラマは終わってしまうのだ。悲しい。

昨日テレビで、大宰府の国立博物館で行われた宮崎あおいさんと境雅人さんのトークショーをやっていた。「登場人物の中で、自分が実際の人物に会ってみたいのは?」という質問に、宮崎あおいさんは、やっぱり篤姫だと答えていた。自分がその役をやっている内に、その人物がますます好きになったというのは、2人とも同感のようだ。自分の尊敬する人物を演じる内に、自分が役者として成長するだけでなく、役者の人生観をも変えてしまう、篤姫も家定もそういう魅力的な人物だったんだなぁ。
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Category : テレビの所感


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