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DZ

20070119小笠原慧氏の「DZ(ディーズィー)」という小説が面白かった。

ロバートソン型という転座をした、44XYの染色体を持つ、ヒトであってヒトでない、新しい種の誕生。それは幼少期が短く、数年で成人でき、優れた知能を持っている生き物。グエンはそういう種の二卵性双生児の片割れだった。

アメリカの地方で起こった夫婦の冷凍殺人、研究室の日本人留学生の死などが、点と線で繋がっていく。一方その留学生の恋人であった女医涼子は、重度障害児施設で勤務することになったが、そこで保護室に閉じ込められた少女と出会う。その少女は、特殊な染色体異常の症例として論文に発表される。染色体の数が同じでない種は子孫を残すことができない。グエンは施設の少女が双子の片割れであると知り、日本を目指す。

物語の後半は、展開が一気に速くなり、読むスピードがついついアップしてしまう。最後の最後にどんでん返しがあり、映画「ウルフ」で見たような、ゾクっとするような読後感が残る。著者は精神科医であり、医学的描写は臨場感があり、心理描写も細かく、同時にサスペンスとしてもよくできた作品だと思います。読み応えのある本でした。映画化されたらとても面白いのではないでしょうか。
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小倉行きたいですね
こんにちは、はじめさん。今日は振り替え休日でマッタリと過ごしています。競馬も娯楽とは言へ、少しは当てたーい(悲痛な叫び)。それはそうと小説の読破も進んでいますね、最近の私は肩の凝らない推理小説専門(大沢在昌著・新宿鮫シリーズ)です。
2007/01/23(火) 08:52:27 | URL | 不透明 #-[ 編集]
明さん、こんにちは。今日はご自宅で鋭気を養われてるのですね。馬券が不調続きだと、私もさすがにJRAのCMが恨めしく感じてくる時があります。
推理小説もいいですね。ネタがわかっても、何度も読み返したくなるような、よくできたストーリーの推理小説を読んでみたいです。
2007/01/23(火) 11:57:17 | URL | はじめ #qZSgcB9Y[ 編集]

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