This Archive : 2007年02月

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ウインズ梅田

昨日は大阪の帝国ホテルで研究会があった。講演の内容はともかくとして、眠くならず、とても楽しめて聞けた。演者の一見低すぎるくらいの腰の低さからして、考えられないくらいの過激な発言がボンボン飛び出したのは愉快だった。独自の視点を変えた説は、仕事で思い当たることが多く、身につまされる思いだったので、今後の仕事に活かせればと思う。全国から300人予定してたそうだが、450人も参加者があって、その後の懇親会の立食は蟻がたかるようだったので、早々に切り上げた。

大阪にはあまり馴染みがない。N氏とキタの炉辺焼きで焼き鳥食べた。泊まったのは大阪駅の裏のウェスティンホテルというところで、21階のツイン。夜景がきれい。本で見たら1泊4,5万位らしい。こんなところとても個人では泊まれない。朝食はお粥を食べたが3千円位らしい。チェックアウトは12時だったので、ゆっくりできた。

大阪駅まで歩いてたら、なにやら北口から新聞持ったオヤジの集団が・・。ウインズ梅田に向かう集団だった。そうか今日はフェブラリーSだった。混戦模様でとても難しそうだ。今回はパス。

大阪で特に何もすることがなかったので新幹線の予定を早めて帰った。グリーン席もこんな時でないとまず乗ることはないだろう。新幹線はトンネルが多いので、あまり風景が楽しめないが、私は車窓の風景を見ながら、どんなにひっそりしたところでも、どんなに一瞬に通り過ぎるところでも人々の生活の営みがあり、その人々の生活を想像するのがとても好きだ。広島から西になると懐かしさが強くなった。
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Category : その他


黒と茶の幻想

20070216恩田陸氏の「黒と茶の幻想」を読んだ。大学時代の友人である男女4人が、ちょうど自分と同じくらいの年齢になって、4泊5日の屋久島の旅に出る話。

それぞれ家庭を持ち、社会人である。屋久島の旅といっても、学生の最後に自分がしたように、山中に野営しながら縦走するわけではない。リゾートホテルを拠点にして中3日の日帰りの山歩きである。そこで何か事件が発生したり、奇妙な体験をするわけでもないし、会話するだけである。

そこで彼らは、自分の過去を見つめ直す。当時は無意識の内に避けてきた問題や、トラウマになっていた事。4つの章はそれぞれ4人の視点からみた物語になっている。4人の心理的駆け引きが読みどころだろう。4人の会話とそれぞれの思いが800ページ近い本の大部分を占める。

幼馴染みや高校、大学の友人たちは、家庭内や職場では味わえないような、気心知れた会話を楽しむことができるが、当時はなかなか聞けなかったり、わからなかったり、もどかしく思ったりしたこともあっただろう。20年近い年数を経て、友人たちとの会話の中で、客観的に自分を見つめなおすことができれば、その隔絶された島旅も心に残る旅になることだろう。そんな友人がいたらなと思う。

恩田作品は初めてであったが、長編でも読みやすく、登場人物の心理描写も楽しめた。他のも読んでみたい気分に駆られた作品であった。
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送り火

20070210重松清氏の本を読むのは初めてで、文庫本になったばかりの何気なく目にとまった本だったのだが、これがとてもいい本だった。

幽霊とか非現実的な登場人物も多々登場して、帯にはアーバンホラーと銘打ってあるが、各々の短編はどれも家族や夫婦、親子の絆をテーマにしたものや、生活に疲れた人がとりあえず元気を取り戻したり、日常のありふれたことに幸せを感じるものなどが多い。そう、主人公はみんな疲れてる。

本のタイトルにもなっている「送り火」。短編でも涙が出る小説ってあるんだな。読書で涙なんていつ以来だろう。上手い。あとがきに何がきっかけでそれぞれの短編を書くに至ったのか書いてあるが、どれも平凡で些細な日常の出来事であり、それを素晴らしいストーリーに組み立てていけるなんて感心する。文体も読みやすく、ついつい引き込まれてしまう内容。ブログやアマゾンのカスタマーレビューで他の読者の感想が気になった。やはり予想通りの反響。波長が合う作家を見つけた。しばらく重松清氏の本で楽しめそうな気がした。
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Biondi

20070201FABIO BIONDIの輸入版CDを買った。J.S.Bachの協奏曲が4曲。

しかしチェンバロ協奏曲をヴァイオリンに、ヴァイオリン協奏曲をチェンバロにアレンジしてあるので、普通とちょっと違う。チェンバロ協奏曲も、本来はヴァイオリン用に書かれていたという説もあるように、ヴァイオリンで聴いたほうがしっくりくるほど。

Biondiはイタリア出身というだけあって、ヴァイオリンはとても情熱的で濃厚な印象。曲によっては少しクドく聴こえるものもあるが、このアルバムでは少し控えめな方ではないだろうか。それでも鳥肌モノのフレーズが随所に散りばめられている。

めっきりCDを買うことも少なくなったが、これは買ってよかったと思える1枚だ。ついでにAmazonでもう2枚クラシックの輸入版を注文してしまった。
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はじめ

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